BL6Aの歴史を坂部さんが話したムービー
1987年から運用を続けていた KEK PF の蛋白質結晶専用実験ステーションBL6Aが2009年度限りでシャットダウンになり,それを記念したワークショップが2010年7月12日-13日に開催されました.
鈴木守さんが坂部さんの講演をiPhoneで録音していて,そのファイルをくれたので,坂部さんからパワーポイントファイルをもらって,くっつけてムービーにしてみました.
坂部さんの了承をもらったので,ここに置いておきます.
蛋白質結晶学への放射光利用も「昔はこうだったんです」という時代になったのは,私にも感慨深いものがあります.
坂部さんの話には,いろんな人の名前が出て来るのですが,実は,それらの人には一々了承をもらっていないです.もしも不快だという連絡がたくさん来たら考えますね...
htmlへのビデオの埋め込みはどうもブラウザによっては再生に問題があるらしく,やってみたけどブラウザに依存しないようにする方法が分らなかったので,とりあえず手持ちのツールでコンバート可能な4種類のフォーマットでビデオファイルをそのまま置いておきます.みなさんのご使用のブラウザにプラグインがあれば,どれかは再生されると思いますが,「右クリック」でPCにダウンロードしてからお手持ちのソフトで見ていただけば良いかなと思います.
(サーバー管理者にファイル容量の「無駄」を指摘されたら「整理」するかも…)
もしかしたら,「坂部さんって誰?」の人のために...
リチャードボックスでモデルを組む坂部さん(Uppsala大BMCホールの展示写真:伏信さんにもらったのを加工)
そんな人は居ないかと思うけど「Ada Yonathって誰?」の人のために,,,
Adaのノーベル賞受賞を紹介するKEKのホームページはここにあります.
ついでに,渡邉も昔は若かったって感慨に耽ることの出来る写真は
ここにあったりして…
あと,BL6Aも知らない(使ったことが無い)方々もいらっしゃるかも...
1980年代とは違って,五十嵐さん達の御努力でCCDの実験ステーションになってからのBL6Aですが.KEK PF の BL6Aのページは こちら にあります.(PFからのリンクは切れてるけど,今のところ,まだコンテンツは残ってた).
ムービー化はどうやったのって,何人かの方から質問されたので,メモしておきます.私の場合はMacOSですが,今回は試行錯誤しながらやったので,たぶんもっと良い方法があるはずです.
- 鈴木さんからもらった音声のm4aファイルから,Audacity でノイズを除去.
- 最初は坂部さんにもらったPPTファイルにそのまま背景に音声ファイルを貼りつけてビデオ化しようとしたが,スライドの進行と音声の再生を同期させるのが至難の技だったので諦め(各スライド毎の音声の時間を測定しておいて,その時間を指定しても,だんだんずれていく…).
- PPTで作業するのを諦め,Keynoteを利用することに.
- PPTの各スライド毎にjpegイメージ化し,Keynoteに貼り付け.
- 各スライド毎の音声ファイルへの切出しを Audacity で実施(これが一番面倒だった).
- Keynoteの各スライドに切り出した音声ファイルを貼り付け.
- Keynoteの「書き出す…」でmovムービー化.「固定タイミング」にして「スライド再生時間」を1秒,「ビルド継続時間」も1秒にし,フォーマットは800×600で777.2MBにもなった.
- QuickTime 7 Proで352×288で8fps,音声もモノラルのmp4に変換(85.1MB)になった.
「お盆休み」にやろうと思っていたのですが,50分弱もある講演だったので,皆さんに見てもらうには,皆さんの「お盆休み」に間に合わせようと思って,夜な夜なちょっとずつ作業…こうして,私は坂部さんの有り難い「講演」を何度も何度も聞いたのでした…
鈴木さんは,このために外部マイクを買ったんだそうです.それで「音声」があったので,私もムービー化をちょっとやってみようと思いつきました.だから,これは鈴木さんのおかげです.感謝.