マトリックスとサンプルを混ぜた時点で pH 3 以下になっている必要がある. 極微少量の TFA をサンプル溶液に混合すると良い場合がある.
マトリックスとサンプルの混合ドロップは,出来るだけ広がらないように 狭い領域に球状のドロップとし,乾燥時に希釈されてしまわないようにする.
冷蔵庫等でゆっくり乾燥させた方が感度が上る場合がある.
塩濃度が高いサンプルや,デタージェントを含むサンプルの場合,マトリクスと サンプルを混合して一旦乾燥した後,その部分に水を少量載せてすぐにキムワイ プで吸い取る(つまり塩やデタージェントだけ吸い取る)ことを 2回ほど繰り返す と測定出来る場合がある.