非対称単位中に 2分子以上存在する場合には,Native Patterson を計算して, 結晶学的対称要素と平行な NCS (非結晶学的対称要素)が存在しないかをチェックする.
終了したら, View Files from Job の View Log File で結果をチェックする.
例えば,
Order No. Site Height/Rms Grid Fractional coordinates Orthogonal coordinates 1 29 1 63.08 40 24 0 0.5000 0.5000 0.0000 52.45 33.24 0.00 2 39 1 44.08 39 24 59 0.4917 0.5000 0.9833 4.63 33.24 58.65 3 34 6 5.19 39 24 42 0.4912 0.5000 0.6995 18.13 33.24 41.72 ....と,この場合は の原点のピークしか無いことから,結晶学的な対称要素と 平行な NCS は無いと予想される.
この他にも, View Log Graphs で Wilson Plot やモデルの温度因子をチェッ クする.