: 重原子サイトの決定 - shelxs -
: 重原子サイトの決定および精密化
: 重原子サイトの決定および精密化
MAD data から an optimised value of the normalised anomalous scattering,
FM を見積もる.
- Experimental Phasingから Prepare Data for HA Search
を選択する.
- Input MAD data as F+ F- and prepare data for SHELXとして
peak, edge, remote の各F(+), F(-) データをアサインする.
- Anomalous Data に波長や f', f''の情報を入力する.細かい数値
は重要ではないので,だいたい
Data |
波長 |
f' |
f'' |
Peak |
0.9792 |
-8.0 |
3.8 |
Edge |
0.9795 |
-9.5 |
2.2 |
Remote |
0.9641 |
-3.5 |
3.7 |
で良いだろう.
波長毎の f',f''を知るには,「佐々木テーブル」を見るか crossec を
利用する(例を下に示す.).放射光施設でデー
タ収集した時の「波長」は正しいとは限らないので注意すること.
- 出力を SHELX にしておくと,revise の後に mtz2various が動いて
SHELX の入力の ***.hkl を作成する.
crossec の使用例(上の波長の場合)
% crossec
atom se
nwav 3 0.9792 0.9795 0.9641
end
Nobuhisa Watanabe
平成15年12月27日