通常クーラーボックス内に結晶化プレートを入れて運搬している。
今回前河さんの結晶が溶けてしまったので、クーラーボックスがどの程度断熱保温能力があるかを見てみた。
方法:クーラーボックス(SHINWA MICHIGAN)の中に20度の
インキュベーターから出した結晶化プレートを6枚(3枚2列)入れ、そのまん中のプレートの蓋部分の温度を
熱電対(アルメル・クロメル 100ミクロン)で測定した。
外部熱源として Indy のモニターの上部(筐体温度は約45度)にクーラーボックスを置いた。
クーラーボックス内には結晶化プレート以外には梱包用キャップシートが入れられているのみで、
特に蓄熱材は入れていない。
結果:まあ、ほとんど断熱効果はないのかも知れない。。。蓄熱材を入れる等の工夫が必要だろう。
なお、20度のインキュベーターから出して来た結晶化プレートなのだが、最初は16度くらいだった。
インキュベーター内部の温度分布を一度測定してみた方がいいかも知れない。熱電対の較正が怪しい可能性もあるが、
私の舌下体温は37度になったので満更デタラメではあるまい。