挿入光源
蓄積リングのラティスは4回対称であり、およそ2.5mの直線部4本を有する。このうちに2本には、より広範囲の放射光需要に応えるべく、挿入光源を設置する予定である。挿入光源の方式、性能は、利用者側と協議し決定することになるが、今のところ、可変偏光型アンジュレータ1台、超電導ウィグラー1台を設置する方向で検討を進めている。前者はVUV・軟X線領域での偏光可変高輝度発生に、後者は、超電導ベンドでもカバーしきれない高エネルギーのX線発生に用いる。
蓄積リングのラティスは4回対称であり、およそ2.5mの直線部4本を有する。このうちに2本には、より広範囲の放射光需要に応えるべく、挿入光源を設置する予定である。挿入光源の方式、性能は、利用者側と協議し決定することになるが、今のところ、可変偏光型アンジュレータ1台、超電導ウィグラー1台を設置する方向で検討を進めている。前者はVUV・軟X線領域での偏光可変高輝度発生に、後者は、超電導ベンドでもカバーしきれない高エネルギーのX線発生に用いる。