振動角や撮影範囲と同様、どのくらいの露光時間(X線照射量)でデータ収集 を行えば精度の良いデータ収集が出来るかをチェックしておくことも重要であ る。
これを見積もるには、最初の数枚のイメージを積分してみて、SUMMARY や mosflm.lp をチェックして、 最外郭の I/sig(I) が十分大きいか(高角側でも 3くらいあるか。)SDratio が大きくないか(マニュアルでは 1 - 3くらいの 範囲になると書いてあるが、4 - 5 くらいか?)等をチェックする。
もっとも、実際には、結晶が極端に小さいとか、放射線損傷を受けやすいとか、 割り当てマシンタイムが残り少ないとか、その他の要因も考慮して露光時間を 決定することになる。