データ収集を行う際には、収集したデータの完全性(completeness)が高く、 反射間の重なり(overlap)が少ないことが重要である。従って、結晶をゴニ オメータヘッド上にマウントした後、その結晶のどの方位からどれだけの角度 範囲を、どれだけの振動幅で撮影していけば最適かを見積もることが必要にな る。
ある結晶で一枚イメージを撮影し、Autoindexing を行って解が得られたら、 STRATEGY オプションを使用して、その結晶でどういう振動条件・撮影範囲 のデータ収集を行えば最適かを見積もることが出来る。