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初期モデルの作成 xfit

初期モデルの構築は xfit の Auto Fit を利用して大旨以下の行う. なお,構造構築中は頻繁に save すること...

  1. まず, Xfit Accelerated Canvas 画面に電子密度分布図を表示し ておき,画面中心の $+$ 印に CA 位置と思われる場所をもっていく.
  2. Model...ウィンドウを開き, Model # に使用していない番号を 設定する.
  3. Name に適当な番号(例えば 200)を入力し, Type MRKにする.
  4. Insert resから New modelを選択する.
  5. Xfit Accelerated Canvas 画面で,この残基をクリックして選択 し,$>$ key を押すと baton mode で次の残基が表示される.
  6. マウスの中ボタンを使って,この新たな残基の位置を電子密度分布図に 合せていく.
  7. 主鎖の方向は後でひっくり返せるので,間違っても良い.
  8. N端側に接続して行くには $<$ key を使用する.
  9. 時々 XFit のメインウインドウで Symm Atoms をやって, 他の分子に侵入していないかをチェックする.
  10. 主鎖上を順に進むのは space key,前に戻るのは b key,N末に跳ぶのは [ key,C末に跳ぶのは ] key である.
  11. このトレース座標に保存は Files... Output PDB Save Active Modelボタンで行う.

図 9: オートフィット中の Model ウィンドウと Canvas 上の電子密度と MRK 座標モデル図
\resizebox{80mm}{!}{\includegraphics{active-model.eps}} \resizebox{100mm}{!}{\includegraphics{auto-fit.eps}}

MRK でのトレースを終了したら,実際の一次構造に変更する.Sequence は 1 letter code で記述して ***.seq という名称にしておけば, Files... Sequence File: で読み込むことが出来, Xfit Tools Auto Fitのプルダウンメニューにある Set Sequence... で配列を設定するこ とが出来る.

***** 以下「建設中」*****



Nobuhisa Watanabe
平成16年1月7日