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: Resolve : 結果の評価 : Patterson 図による重原子サイトの確認

電子密度分布図の様子を見る

Patterson 図のピークと重原子座標が良く一致していたら,ちょっと電子密度分 布図をみてみたくなる.やっぱり ccp4i でスタックマップを書いてみる.

  1. Map & Mask Utilitiesから Run FFT - Create Map を選ら ぶ.
  2. Plot map section with no coordinatesとし,
  3. MTZ in ... に Solve の出力した solve.mtz を選択し,FP PHIB をアサインする.
  4. Select Plot Sections Plot section on Z axis from 0.0 to 1.0 in steps of 5とかして数枚のセクションを重ねたプロット にする.

きれいなマップならば,たまたま寝ているヘリックス等は見えるかも知れない. 少くとも分子境界が分るくらいのマップにはなっているはず.

図 3: Solve の結果のスタックマップ
\resizebox{150mm}{!}{\includegraphics{solve-map.eps}}

ところで,Solve の結果のマップを O で見るのは簡単である.Solve を実行し た directory に solve.ezd というファイルが出来ているので,そこから O を 起動して,


@solve.ezd
ezd_draw
<cr>
<cr>
とすれば良い.もちろん mapman でスケルトナイズすることも可能である.ただ, この ezd 形式のマップは良いが,solve.ccp4_map の方はなぜかとても電子密度 のレベルが大きいようである.したがって,6d_mapman をやるなら,solve.ezd の方を使った方が良い.



Nobuhisa Watanabe
平成16年1月7日