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: Patterson 図による重原子サイトの確認 : Solve : SAD法の場合

結果の評価

Solve を実行すると,実行ディレクトリにたくさんのファイルが出来る. ログファイルとしては solve.log より solve.prt の方が情報が整理されていて 見易い.

これほどまで簡単に計算を実行することが出来ると,各ステップでいちいち計算 の状況をチェックすること無しに直にマップを見てみたくなるが, ログファイルには結構情報があるのでポイントはチェッ クする習慣が必要だろう(というかそのためのログファイルだ)

例えば,


Correlation of anomalous differences at different wavelengths.
- 数行省略 -
           CORRELATION FOR
           WAVELENGTH PAIRS 
 DMIN    1 VS 2   1 VS 3   2 VS 3

 5.50    -0.86    -0.90     0.73
 4.13    -0.78    -0.81     0.65
 3.85    -0.69    -0.71     0.52
 3.64    -0.64    -0.62     0.45
 3.44    -0.59    -0.55     0.39
 3.30    -0.49    -0.41     0.28
 3.16    -0.44    -0.37     0.24
 3.03    -0.40    -0.29     0.17
 2.89    -0.28    -0.22     0.13
 2.75    -0.24    -0.14     0.11

 ALL     -0.56    -0.57     0.38
などと相関が「負」などになっていれば,絶対変である.





Nobuhisa Watanabe
平成16年1月7日